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Q3
チョコレートやココアの主な原料になるカカオ豆には、「フラバノール」が豊富に含まれています。その「フラバノール」には、高血圧や動脈硬化を予防し、記憶力の低下やボケを改善する力があると考えられています。「フラバノール」の効果をご存知でしたか?
 「フラバノール」の効果について、会員様の45.7%が「聞いた事がある」と、また28.3%の方は「知っていた」と回答されています。子供の受験や認知症予防をテーマにしたテレビ番組に、度々「フラバノール」の効果がついて取り上げられていることから、 「聞いた事がある」あるいは「知っていた」方が多かったと思われます。但し、番組ではチョコレートよりもココアの方に焦点があたっていました。そのためココアは、テレビ放映の都度、度々食品スーパーの棚から姿を消すような注目商品になっています。
 チョコレートココアの主な原料となるカカオ豆に多く含まれる「フラバノール」の効果については、カカオ豆から作った成分未調整のココアを毎日飲むパナマ共和国のインディアンに、高血圧や動脈硬化に悩む人がいないことから調査が始まったそうです。同じ部族のインディアンでも、都市部に移住した人達には、西洋人と同じように高血圧が認められたことから、遺伝ではなくココアを飲む食習慣に起因するものと考えられるようになりました。
 その後の研究により、フラバノールの含有量が多いココアを飲むと、血管の健康状態を維持する機能を調整する一酸化窒素が増えることが判明。更に、血液中の抗酸化状態が大幅に改善することも分かって来ました。
 一方、記憶力低下の改善については、昨年、米国コロンビア大学などの研究チームが「ネイチャー・ニューロサイエンス誌」に発表した論文で、その信憑性が高まっています。論文によると、高用量の「フラバノール」を摂取したグループは、記憶力の大幅な改善が見られた他、脳の記憶形成に関わる部位の血流量が増えることが測定されたとのこと。「実験開始時が典型的な60歳代の記憶力だった被験者は、3ヶ月の実験後、平均して典型的な30代〜40代の記憶力になっていた」そうです。 
 「知らなかった26.0%)」方のために、「フラバノール」に関する研究とその効果を以下にまとめます。
 1.血圧低下・動脈硬化予防
 フラバノール含有量の高いココアを摂取すると、体内の一酸化窒素が増える。一酸化窒素には、血管拡張作用(降圧作用)、血小板凝集抑制作用(抗動脈硬化作用)、白血球が血管内皮細胞に接着したり内皮細胞下組織に浸潤するのを防ぐ作用などがある。
 2.認知機能を大幅に改善、インスリン抵抗性を減らす
 フラバノールの含有量の多いココアを飲み続けた高齢者の認知能力が、大幅に改善。彼らは、脳機能の調整に重要な役割を果たしていると考えられているインスリン抵抗性が減少しており、関連性があることが判明。(インスリン抵抗性は、肝臓や筋肉、脂肪細胞などでインスリンが正常に働かなくなることを指す。インスリン抵抗性が大きいと、すい臓からインスリンが分泌されても血糖値が下がらず、糖尿病の原因となる他、血圧やコレステロール、中性脂肪の代謝にも影響すると考えられている。)
Q4
実は「フラバノール」は苦いため、甘く加工された市販チョコレートに含まれる含有量は、ほとんどゼロ。効果が期待できそうチョコレートは、ココアパウダーが多く含まれる「ダークチョコレート」のみです。「ダークチョコレート」を食べたことはありますか?

 高血圧や動脈硬化に悩むことがないパナマのインディアンが飲んでいたのは、フラバノールの含有量が約3.6%という純粋なココアパウダーを原料としたココアです。コロンブスがカカオ豆をスペインに持ち帰ったことにより、ココアはヨーロッパに広まることになりましたが、ヨーロッパ人にとって、純粋なココアパウダーは苦すぎたようです。スペイン人達は、砂糖や牛乳などを加えて飲みやすくしたチョコレートを作り出しました。その後チョコレートは、様々な人間の製造方法の発明によって、固められ硬くなり、現在の形に近づいて来ました。ところが、その過程でどんどん苦味(成分)が取り除かれ、美味しくなった反面、フラバノールの含有量はごく僅かに減ってしまいます。食べやすさや美味しさを追求した市販のミルクチョコレートやホワイトチョコレートには、ほぼ含まれていないそうです。
 ダークチョコレートは、カカオ豆の成分を多く残したチョコレートで、甘くなく苦味が特徴です。ビター・チョコレートとかブラック・チョコレートとも呼ばれます。日本チョコレート・ココア協会によると、「乳製品が入らない、カカオマスが40〜60%含まれるチョコレート」と定義されています。しかし、国産を含めカカオマスが70%以上のチョコレートは、何種類も販売されています。
   チョコレートの世界に関しては、全般的に女性の方が詳しいようです。「ダークチョコを知らない11.6%)」方は、男性15.1%あるのに対して、女性はその半分の7.5%でしかありません。実際に食べているかどうかでは、もっと大きな差が見られます。「食べた事がない11.6%)」方は、男性16.7%に対し、女性はその1/35.6%と少数です。また、ダークチョコを「よく食べる」方も、女性男性3倍男性4.8%女性14.4%)います。大抵の女性は、ダークチョコレートを知っており、食べたことがある方々です。「よく食べる」方は、14.4%いて、「時々食べる」方も36.3%いらっしゃいます。
Q5
健康に良くても、1つの食品に偏ることは、別の健康被害をもたらす危険があります。以下の食品は「フラバノール」を多く含む食品です。バランスよく「フラバノール」取得するために、欠かさず食べたいと思う食品はどれですか?以下の食品郡の中から、選んでください。

  健康不安がある方ばかりでなく、いたって健康な方にとっても、毎日の食生活の中に加えるだけで、病気のリスクが減少するのであれば、そうしたいと思うのが人間の常です。高血圧や動脈硬化、物忘れなどに効果があると考えられているフラバノールは、似た化学構造を持つ物質をまとめてフラバノール(フラバン-3-オール)として分類されています。代表的なものに、カカオ豆や茶葉に含まれる「カテキン」や「エピカテキン」があります。果物や野菜、ワインなどにも、それを多く含む健康食品があります。
 会員の皆様が、健康のために欠かさず食べたいと思っている食品の1位は、「緑茶・紅茶」(64.5%)でした。2位は、「大豆」(52.0%)で、フラバノールを豊富に含む食品が上位を占めました。3位4位は、入手しやすく美味しい「りんご」(44.8%)と「イチゴ」(32.7%)が選ばれました。
 男女別に選択された食品を見ていくと、大きな差があるものが3つあります。そのうち2つは、男女とも同じ順位ながら得票率が大きく違うもの。もう1つは、好みが大きく違うものです。
 得票率が大きく違うものは、「緑茶・紅茶」と「大豆」です。男女とも1位と2位で同じ順番ながら、「緑茶・紅茶」は女性72.5%に対し、男性57.5%。「大豆」は、女性58.1%に対し、男性46.8%と、それぞれ15%〜11%の差が出ています。もう1つの大きな差が出たものは、「ダークチョコ」でした。女性では、「りんご」に次ぐ4位の35.0%を獲得しながら、男性では16.7%と「ココア」や「ぶどう」以下の順位でした。「ダークチョコ」には、他の食品よりも高い含有量のフラバノールが含まれているのにも関わらず、男性には人気がありません。 平均的に女性は健康に良いものに対して積極的に取りに行くのに対し、男性はそれほど積極的ではなく、好みの方を優先する傾向があるようです。
 但し、実際に会員様が上記食品を欠かさずに食べるのであれば、食べ方や飲み方に注意が必要です。例えば「緑茶・紅茶」は、出がらしでは効果が薄く、できれば茶葉を直接食べる抹茶の方が有効です。また、りんごやぶどうでは、皮ごと食べた方が良いでしょう。ココアやダークチョコでは、砂糖やミルクがたっぷり入ったものを選べば、食べ易くなる反面、カロリーオーバーとなってしまう可能性があります。
 次のページからは、皆様のお気に入りのチョコレートに関する情報をご紹介します。
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