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Q3
近い将来(3年~4年後)、ご家庭で自家用車を購入するとしたら、どんな「動力源」の車が良いと思いますか?(複数選択可)

 質問3では、近い将来(3年~4年後)自家用車を買い換える場合、どんな「動力源」の車が良いか選んでもらいました。車の好みや経済性の高さもさることながら、排ガス規制などの環境問題への関心度も影響して来ると思われます。 集計グラフをご覧ください。
 結果、会員様に最も人気が高いのは「ハイブリッド車」で43.4%でした。2016年度は、トヨタホンダに続き日産が「ノート」で新たなハイブリッド車を市場投入し、 ハイブリッド車の販売比率を上げています。更に、2017年度中に新たなハイブリッドモデルを投入することが計画されているようです。こうなると日本の3大自動車メーカーが、揃ってハイブリッド車を販売の中心に置くことになります。 この数年は、ハイブリッド車の販売が全盛期を迎える可能性が高くなって来ました。
 次に人気が高かったのは、より電気自動車に近いハイブリッド車「プラグインハイブリッド28.9%です。但し、現在販売されている国内メーカーの乗用車で 「プラグインハイブリッド」は、トヨタの「プリウス」と三菱の「アウトランダー」しかありません。ハイブリッドモデルの新型車が次々と発売されているため 「プラグインハイブリッド」の発売も同様に続くであろうという予測値が含まれての選択だと思います。専門誌には、トヨタに続き、ホンダ三菱を傘下に入れた日産が 「プラグインハイブリッド」の新型車を発売するとの情報が出ているようです。新型車が発売され選択肢が増えれば、「ハイブリッド車」に迫る人気になるかも知れません。
 「電気自動車(EV)」は、26.2%3位でした。今のところ量産車は、日産の「リーフ」のみと言った感じですが、EV専門のテスラモーターハイブリッドで後塵を拝したヨーロッパメーカー、 そしてホンダも早々に「電気自動車(EV)」の発売に踏み切ると見られることから、もしかすると3年~4年後には「プラグインハイブリッド」よりも ラインナップが増えている可能性があります。ハイブリッドに拘っているトヨタの動きが気になります。
 ここで男女別のデータを調べて見てみると、「プラグインハイブリッド」と「電気自動車(EV)」「ガソリンエンジン車」の 3つの選択肢は、男女差がかなり大きくなっています。「プラグインハイブリッド」は、男性32.5%女性21.1%男性が多く、「電気自動車(EV)」は、 男性23.1%女性33.0%女性が多く、「ガソリンエンジン車」では、男性24.4%に対して、女性9.2%しかありませんでした。 つまり「ハイブリッド車」以外を選んだ女性の多数は、「電気自動車(EV)」に視線が向いているのに対し、男性は「電気自動車(EV)」よりも 「プラグインハイブリッド」や「ガソリンエンジン車」を選ぶ方が多くなっています。
 「ガソリンエンジン車」を選んだ方は、19.5%と2割を切りました。但し、ハイブリッド電気自動車への本格的な参入をしていないマツダスバル、軽自動車のメーカーがあります。 もし3年~4年で「ガソリンエンジン車」がここまで人気を落とすことになると、ガソリン車中心の自動車メーカーは、困ったことになるかも知れません。
Q4
世界各地での排出ガス規制の強化、自動車販売台数世界第1位「中国」での新エネルギー車優遇策、ディーゼル車の排ガス不正問題などの影響から、今後ガソリン車やディーゼル車は作られなくなるのでは?という予測があります。 その一方で、完成度が高く生産コストも低いガソリン車が、ガソリン価格が落ちて更に経済的との理由で、今後も長らく主役であり続けるだろうという予測もあります。10年後、自動車販売の主役になっている車は、どんな車だと思いますか?

 質問4では、10年後に自動車の主役となっている車を予測してもらいました。但し3年~4年後10年後では、予測難易度が格段に上がりますから、皆様の予測とは大きく異なる結果が待っているかもしれません。集計グラフをご覧ください。
 会員様が10年後の主役になると考えている車の第1位は「電気自動車(EV)」で42.0%でした。2位の「ハイブリッド車32.9%)」に約10ポイントの差をつけています。 この差ができたのは、女性の選択率の影響です。女性は、「電気自動車(EV)」を半数を超える56.0%の方が選んでいます。かたや「ハイブリッド車」を選んだ方は、 27.5%と約半分でした。
 トヨタホンダが次世代エコカーの本命と位置づけている「プラグインハイブリッド29.2%)」は、「ハイブリッド車32.9%)」にも届かず3位でした。 これも女性が、「プラグインハイブリッド」(15.6%)よりも、「電気自動車(EV)」や「燃料電池車(FCV)」(20.2%)を支持する方が多い影響でしょう。
 「燃料電池車(FCV)」を選んだ方は、男女計19.0%。主役の本命としては捉える方は、そう多くありません。それでも「ガソリン車13.7%)」より多くの支持を得ています。 「ガソリン車」を選んだ方は、男性16.2%が中心で、女性は、僅か8.3%しかありませんでした。多くの女性は、この10年後脱ガソリンが大きく進み 「電気自動車(EV)」の時代が来ると考えているようです。
 一方男性は、電気自動車ハイブリッド車プラグインハイブリッドを選んだ方の比率が全く同じ35.5%で並び、意見が大きく割れています。10年後女性の予測が正しかったということになるのでしょうか? それとも、男性の予測のようにこれぞという本命がない混戦レースが続いているのでしょうか?
 2018年から導入される世界の自動車販売台数1位2位を占める中国アメリカの自動車政策、2021年から更に強化されるヨーロッパのCO2削減規制を受けて、世界の大手自動車メーカーは、従来の販売戦略を変更しています。 フォルクスワーゲン等のドイツを中心とする自動車メーカーは、プラグインハイブリッドを捨て、EVをその販売の中心にする計画を発表しています。アメリカでは、EV専門の自動車メーカーテスラの躍進を受けて、それに対抗するGMとのEV対決が注目されています。
 いずれにせよ、今後の各国の排ガス規制やエコカー優遇策をクリアできる車は、「電気自動車(EV)」「プラグインハイブリッド」「燃料電池車(FCV)」に絞られています。 同じマーケットで車を売っている以上、日本の自動車メーカーは、ヨーロッパやアメリカのメーカーと競争することになります。自動車産業は、日本の基幹産業です。日本の自動車メーカーの今後の販売戦略が大変気になるところです。
Q5
日本政府は、自動車の自動運転を「レベル1~レベル4」までに分けており、2020年までにレベル3(緊急時を除く通常時の自動運転)までを実用化する目標を立てています。 しかし、高精度の地図の問題や車線の無い道、雪や豪雨ではセンサーが働かないなどの技術的な問題、事故時の法整備等、難しい問題が山積です。2020年までにレベル3までの自動運転が実現する可能性についてどう思いますか?
 今まで夢物語だった自動車の自動運転技術は、人間の脳神経回路を模倣したディープラーニング(深層学習)の実用化により、AI(人工知能)の急速な進歩が起こり、俄然実現の具体性が高まってきました。しかしその開発には、 世界的なIT企業(グーグルやアップル等)や大学等が含まれていることからも分かるように、超高度の技術力が必要で、とても自動車メーカー単独で作れるものではありません。また技術的には可能になったとしても、実際のドライブには、高精度のデジタルマップやセンサーが働き難い環境(雪・夜・豪雨等)での対策が 不十分であるため、安全性が確保できないなど難しい問題が山積です。そのため、現在市販されている自動運転は、海外メーカーも含めすべてレベル2システムが行なう自動運転を、ドライバーは常時監視する必要があり、ハンドルに手を添えなければ動作しない)止まりです。
 日本政府が目標とするレベル3の自動運転は、通常時の運転はシステムが行ない、システムが要請した緊急時のみドライバーが行なうレベルです。このレベルになると、車は人を乗せて動くコンピューターと言っても可笑しくないハイテクノロジーの乗り物になっています。 通常時であればドライバーは運転から開放され、非常に運転が楽になると予想されます。果たして政府の目標どおり、2020年までにレベル3の自動運転は実用化できるのでしょうか?
 会員様の考えでは「可能性は少ない37.3%)」とするものが最も多く、僅差で「可能性は半分程度36.2%)」が続きました。「実現の可能性が高い12.8%)」と考える方は、 「可能性はほとんど無い6.4%)」と考える方の2倍ありますが、1割強と言ったところです。
 男女別のデータを見てみると、男性では「可能性は半分程度」を選んだ方が、38.0%と最も多いのですが、女性では「可能性は少ない」を選んだ方が44.0%あり、最も多くなっています。 また、「実現の可能性が高い」では、男性14.5%なのに対して、女性9.2%と少な目です。男性は、実現の可能性を5割かそれ以上と考える方が半数以上なのに対し、女性はそう考える方が少なく、 ややネガティブな見方をする方が男性より多いという結果になっています。
 自動運転では、運転することの楽しみというものが失われてしまいますが、高齢者や病人・障害者、公共交通機関が少ない地域にお住まいの方には、是非とも欲しい機能です。「実現して欲しい5.0%)」のが、多くの方の本音ではないでしょうか?
 次のページでは、質問6に届いた「車を運転する上での不満」をご紹介していきます。
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