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Q1
電子マネー決済ができるICカードをお持ちですか?お持ちのICカードにチェックを入れてください。
※選択肢の鉄道系ICカードとは、Suica(JR東日本)、PASMO(首都圏私鉄・バス)、manaca(名古屋交通局)、ICOCA(JR西日本)などのICカード

 日本は、世界の中でもいち早く電子マネー決済を取り入れた国です。2013年当時、日本のICカード発行枚数や電子マネー利用額は、 世界のトップでした。普及の牽引役となったは、Suica(JR東日本)やPASMO(首都圏私鉄・バス)などの鉄道系のICカードです。2013年より、主要鉄道会社のICカード間で相互利用 が可能になったため、ICカード1枚だけで、ほぼ日本全国の鉄道やバスに乗車できるようになりました。大都市で電車やバスを日常的に利用されている方は、ほとんどがこの鉄道系ICカードをお持ちと思われます。 しかし、普段鉄道にはほとんど乗らない会員様もいらっしゃいます。会員様全体では、どんなICカードが主流なのでしょうか?集計グラフをご覧ください。
 やはり「鉄道系ICカード68.3%)」をお持ちの方が最多でした。男性65.2%に対し、女性74.2%女性のほうがやや比率が高いのは、通勤を除けば、 公共交通機関を使った移動は、女性のほうが多いからだと思われます。
 2番目に多かったのは「WAON」。ご存知AEON系のICカードで、AEON・マックスバリュ・イオンモールの他、ファミマやミニストップなどの多くのお店で利用が可能です。 但し、核となるお店がイオン系のスーパーマーケットであるため、所有者は女性(主婦層)が中心です。所有率は、男性32.4%に対し、女性48.9%で、かなりの差ができています。
 3番目は、セブンイレブン・イトーヨーカドー系の「nanaco」です。このカードでは、「WAON」で見られたような大きな男女間の差はありません。 恐らくスーパー(イトーヨーカドー)で使う目的で作った方よりも、コンビニ(セブンイレブン)で使う目的で作った方の比率が高いからではないでしょうか?
 実店舗だけでなく、楽天を始めとする多くのネットショップで電子マネーが利用できる「楽天Edy」。他のICカードと違い、男性26.2%女性13.7%と、男性の所有率のほうが高くなっています。特に、40代50代男性では、2位の「WAON」より所有者が多くなっています。 ネットショッピングの利用者を中心に普及しているICカードだと考えられます。
 「その他ICカード」では、加盟店の多いドコモ系の「iD」やJCBカード系の「QUICPay」という後払いが可能で、最初からおサイフケータイと連動したICカード があるのですが、比率を見る限り少数派のようです。「iD」は、実店舗での支払にポイント還元がないため、他のICカードに利用者が流れている可能性があります。
 ICカードを「何も持っていない」方は、12.4%男性14.3%女性8.8%)です。男性の比率を引き上げているのは、70歳以上の年齢層の方です。 他の年齢層のデータを見ると、60代女性15.6%を除き、すべて5%~12%未満と低比率です。ところが70歳以上男性は、30.2%と、明らかに他の年齢層とは違う次元にいます。 電子マネーの普及には、高齢層の男性の意識変化を促進させる必要がありそうです。
Q2
※電子マネー決済ができるICカードを持っていらっしゃる方のみ(質問1でICカードを選択)お答えください。
ショッピングやお支払に、ICカードを利用する頻度を教えてください(鉄道・バス等の乗車代金支払を除く)。一番近いと思う選択肢を1つ選んでください。
質問2は、質問1で所有するICカードにチェックを入れた方(ICをカードを持っている)を対象にしたものです。ところが、チェックを入れたものの、この質問2に回答されなかった方がいらっしゃいました。 これらの方は「未回答7.7%)」者として集計グラフに算入しています。ご了承ください。
 鉄道・バス等の乗車代金支払を除くICカードの利用頻度で、最も多かったのは「時々利用する36.4%」でした。利用頻度が高い 「頻繁に利用する23,4%)や「ほぼ毎日利用する12.8%)」方は、合計で36.2%。時々しか使わない方と日常的に使っている方の数は、 ほぼ同数ということになります。一方、電子マネーをほとんど使ったことのない方々(「稀に利用する7.3%)」「数回使ったことがある7.1%)」 「使ったことがない5.3%)」)は、約2割です。「未回答」者のデータが不明ではありますが、全体的に見てICカードの利用は、 まだ一般的であると言えるほど、普及してはいないように思われます。
 日銀が今年2月に発表した統計資料によると、日本の2016年度の電子マネー決済金額は、5兆1,436億円。初めて5兆円の大台を突破したようです。相当に大きい金額のように感じますが、クレジットカードの利用額約49兆円と比較すると たかだか十分の一程度に過ぎません。また、現金利用との差は歴然としており、現金の発行残高が100兆円を超すのに対し、電子マネーの残高は、2500億円程度でしかありません。ICカードを使った決済の1件当りの金額は、 1,000円未満という少額です。この事から日本人は、少額のチャージを繰り返しながら、コンビニなどの少額決済に、小銭を使う支払の代わりとして電子マネーを使うという感じの利用パターンが多いと考えられます。 実際、電子マネーの利用額が増えるのに伴い、1円5円などの小額硬貨の流通量は、減少が続いているようです。
 日本では、確かにICカードの発行枚数が増えており、徐々にですが電子マネー決済が広がりつつあります。しかし実態は、匿名性の高い現金決済が、相変わらず好まれていると言わざるを得ない状況です。 日銀の統計資料によると、国際決済銀行(BIS)の国際資金取引統計では、現金流通残高対名目GDP比(2015年)は、メンバー国中最も高い19.44%になっています(2位が香港の15.51%、 ユーロ圏は10.63%、米国は7.90%、韓国で5.56%)。クレッジットカード決済や北欧のよう電子マネー決済が進むと、現金が使われなくなる他、お店側も現金の受け取りを躊躇するようになります。ところが日本では、 反対に、現金の流通残高が年々増加しています。日本人は、先進国の中で、最も現金に依存している人種かも知れません。
 会員様も、お支払には、現金を使うケースが多いのでしょうか?次のページは、会員様が1番多く利用する支払い方法についてです。
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