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Q1
普段の食生活の中で、パン食の回数はどの位ありますか?1週間の平均的なパン食の回数を教えてください。(サンドウィッチ、調理パン、ハンバーガー等を含んだ回数で計算してください。)
 パンの歴史は古く、紀元前4000年頃には、古代エジプトで小麦と酵母を使って発酵させたパンが盛んに作られていたようです(Wikipedia)。その後小麦の産地がヨーロッパ全土に拡大するにつれ、 パンの製法が伝わり、今では数多くの国で主食として食べられるようになっています。
 日本への伝来は、安土桃山時代。種子島に漂着したポルトガル船によって鉄砲と共に伝来したと言われています。パンは、その後江戸幕府鎖国令によって一旦姿を消しますが、 江戸末期、再び脚光を浴びるようになります。キッカケは、アヘン戦争です。当時江戸幕府は、アヘン戦争(中国)に勝利したイギリス軍への対策として、 近代的な軍隊の整備を計画。その中で兵隊の食料には、御飯より携帯しやすいパンが便利だと考えられ、日本初のパン作りが開始されます。
 実は、古代ローマ帝国でパンの消費が拡大したのも、ローマ軍の主たる食料となったからだと考えられており、歴史上パン消費の拡大には、戦争軍隊が深く関係しています。 例えば、明治時代、海軍では「脚気防止」のために、いち早くパン食が奨励されていましたし、ドイツ式のパンの製造方法が伝わったのは、第一次世界大戦で敗れ捕虜になったドイツ兵からです。 第二次世界大戦後、食料不足による欠食児童対策として、国は学校給食を開始します。給食を可能にしたのは、アメリカから救援物資として送られた小麦粉を使ったパン脱脂粉乳でした。 この学校給食の実施が、パン食を日本の一般家庭に広く普及させる最大の要因になったのです。そして、御飯(お米)一辺倒であった庶民の食生活を大きく変えることになりました。
 このように日本でのパン食普及には、軍隊や戦争、第二次世界大戦での敗戦と言う必然的な要素が大きく影響していました。西洋文化の模倣や日本食軽視ではなかったことを 知っておく必要があるでしょう。さて一般家庭に広く浸透したパン食文化。会員様は、どれ位パンを食べていらっしゃるのでしょうか?1週間の平均的なパン食の回数を答えて頂きました。
 最も多数を占めたのは「7回以上~14回未満38.3%)」の方々。この回数は、少なくとも1日1食以上がパン食である事を意味し、多い人は半数~3分の2近くがパン食になる計算です。 これ以上に多くパンを食べている(「1週間に14回以上1.2%)」)方となると、流石に少数でした。この方々は、食事の3分の2以上がパン食ですから、 御飯を食べる回数が1週間で7回未満という事になります。
 2番目に多かったのは「3回以上~7回未満35.0%)」の方々。恐らく大半は、最もパン食の率が高い朝食が、半分~半分以上パン食になっているという方々だと思われます。 御飯が中心という方々は、これ以下のグループです。週に「1回以上~3回未満」というほとんどパンを食べない方々は、18.6%。 全く食べない「1回未満」の方々は、6.9%でした。
 男女別の選択比率を見ると、最も多数を占めた「7回以上~14回未満」を選んだ方は、男性34.3%に対して女性42.5%でした。 また、全くパンを食べない「1回未満」の方は、男性9.9%に対し、女性3.9%でした。大きな差ではありませんが、やや女性の方がパンを食べる回数が多く、 男性の方が少ないという結果です。パン好きの方は、女性の方がやや多そうです。
Q2
パンを主食とする食事の場合、主にどんな種類のパンを食べますか?主として食べるパンの種類を選んでください。(複数選択可・最大3個まで)

 学校給食により一般家庭にまで普及したパン食文化ですが、最初にパンを食べていたのは、学校に通う児童達でした。給食用のあまり美味しいとは言えないパンを製造していたパン屋は、 各地で大人達にも受け入れられる日本人好みのパンの開発を始めます。その代表的なものが、焼きそばやコロッケなどを挟んだ「調理(惣菜)パン」と明治時代木村屋(木村屋總本店)が開発した「あんぱん」に代表される「菓子パン」です。これらのパンは、戦後日本の食材が豊かになるに連れ、日本独自の進化を遂げます。
 また主に外国人や占領軍の軍人用に作られていた山型のパンやサンドイッチ用の角型パンから発展した「食パン」は、 堅いタイプが中心である海外のパンには見られない独特のふわふわ食感のパンへと進化しました。近年大都市では、海外でパン作りを勉強した日本人パン職人や来日外国人のパン職人のパン屋が認知を得ており、 世界各地の美味しいと言われるパンが手に入ります。日本独自のアレンジパンと世界各国のパンが作られるようになった結果、日本は世界有数のパンの種類が豊富な国、 且つパンが美味しい国と言われるまでになりました。豊富な種類と美味しいパンを食べる事ができる日本。会員様は、どんなパンを食べていらっしゃるのでしょうか?主食として食べる時のパンを選んでもらいました。
 会員様が最も多く食べているパンは「食パン」です。83.8%と2位以下を大きく引き離しての1位です。朝食がパンというご家庭では、 殆どがこの「食パン」を食べていらっしゃると思われます。2位には「サンドウィッチ」が、3位には 日本では通称フランスパンと呼ばれる「バゲット26.0%)」が入りました。この後は、 僅差で「菓子パン25.7%)」と「調理(惣菜)パン23.8%)」が続きますが、4位以下は20%未満です。 「ロールパン」と「デニッシュ」を選んだ方は、同率の15.7%でした。 「食パン調理(惣菜)パン」以外のパンが食事の主食として選ばれるのケースは、あまりありません。
 「食パン調理(惣菜)パン」までのご回答を調べてみると、主に食べるパンの種類は、男女で違いが見えます。男性の方が多く食べているパンは 「サンドウィッチ」と「調理(惣菜)パン」でした。恐らくこの2つは、何れも簡単に済ます場合の昼食に食べられる事が多いのではないでしょうか? 「サンドウィッチ」を最も食べているのは、40代男性で、51.8%が選んでいます。また「調理(惣菜)パン」では、 50代男性が最も多く食べており、36.5%でした。「調理(惣菜)パン」は、70歳以上の高齢層に人気がなく、70代の選択率は、12.5%でした。
 一方、女性の方が多く食べているパンは「食パン」と「バゲット」と「菓子パン」でした。 「食パン」が女性に多いのは、朝食にパンを選択される方の男女差だと考えられ、「バゲット」は、主に夕食時に選択される時の差だと推測されます。 「菓子パン」は、甘いタイプのパンが多いため、甘いもの好きな方の比率が高い女性が多くなっています。50代を除く全年齢層男性を上回っています。 「菓子パン」を一番多く食べているのは、40代女性44.4%)でした。
 次の質問3では、実際に食べている・いないは別にして、最も食べたいと思うパンを選んでもらいました。
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